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服は、私たちが生活をするうえで欠かせないことはもちろん、自分の個性や魅力を引き出してくれる重要な道具の一種であることは言うまでもありません。そして、事前に自分自身がファッションで叶えたい理想像や相手に与えたい印象が明確なほど、どこで何を買えば良いのかある程度の手段も絞られてくるのではないかと思います。しかし、理想のコーディネートで自分らしさを表現するといっても、「この服以外は無理」などとワンパターンのアイテムをただひたすら集めていいというわけではありません。基本トップスとボトムスを幅広く組み合わせられるか、「着回し」が難しいアイテムばかりだとクローゼットの中が埋もれてしまう原因にもなってしまいます。自分らしくおしゃれしたいのであれば、バランスよく揃えてクローゼットもスッキリさせていきたいもの。そんなわけで今回は、「集めすぎ」でクローゼットをパンパンにしてしまいやすいアイテムを4選ピックアップしてお話ししたいと思います。
1、「ワンピース」の集めすぎに注意
テレビや雑誌に出ている芸能人や女子アナウンサーが着用していたり、SNSで素敵に着こなしているインフルエンサーを見ていると、憧れてつい欲しくなってしまいますよね。また、ワンピースはさまざまなシルエットがある中でも全身の体型をカバーしてくれるものも多く、着ることでストレスフリーになったりもします。
ワンピースが好きで、「ワンピースを集めてこそ正義!」だと思ってる方もいると思うので否定までするつもりはありませんが、ワンピースは一枚だけでコーディネートや印象の大半が決まってしまうため、集めるほど着回しの難易度が上がりやすいです。ワンピースを主役にして着回すといっても、おそらく上からカーディガンを羽織るか肩に巻くか、ベルトでウエストマークするくらいしか方法がないため、複数のワンピースにそれぞれ合うアイテムまで必要となってくると、効率が悪くおすすめできません。
仕事などで通勤服がワンピースで指定されていたり、頻繁なイベント等でかしこまった装いが求められる場合でない限りは、必要性を考え2〜3着程度で十分です。
2、「プチプラアイテム」の集めすぎに注意
その名の通り、「安いから」という理由をはじめ、サイズに不安もなく無難に着られるからとプチプラアイテムだけを選ぶことはおすすめできません。プチプラアイテムでも着方や素材、形によっては高見え効果が狙えるものも増えてはきていますが、なぜ「プチプラ」がおすすめできないのか。プチプラアイテムはコストを減らして大量生産されているものがほとんどで、その分縫製や染め具合が粗いため、糸がほつれたり色落ちするのが早くなるからです。また、もう一つおすすめできない理由としては、傷むのが早くなると同時に、服のパワーを維持しにくい、という点です。例えば、情熱的で派手な自分を見せたいために真っ赤なTシャツを980円くらいで買ったとします。購入時は見た目には問題がないように思えたものの、着て行くほどに縫製が乱れ色も落ちて、全体的な見え方としては不自然な印象になってしまいがちです。時間が経つとすぐに傷んでくるようでは、せっかく印象で選んだにもかかわらず服のパワーが半減してしまいます。心の底から自分らしく理想のファッションを叶えたいのであれば、プチプラアイテムにこだわろうとはせずに、自分の心を彩らせてくれるような丈夫で長持ちする服を選ぶことが大切です。
このように、ワンピースやプチプラアイテムを着ることで魅力が増すケースもありますが、あまりに多く集めてしまうとデメリットの方が多いです。服を買う際は、何を優先してどう着るか、これを常にイメージしておくことが大切です。
ちなみに、タイトルに「4選」とありますが、残りの2選は次で紹介します。長くなってしまい申し訳ありません。本日も一緒に考えてくださりありがとうございます。