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「自分の世界観をファッションに」と何度かうたわせてもらっていますが、「世界観」とは自分にとって心地よいとされる物や人、個性やキャラクター、伝えたい想いのことであり、それらを表現するための一つの手段がファッション、「世界観ファッション®︎」なのです。そのうち、「自分にとって心地よいとされる物や人」だったり「ファッションで表現したい好きなもの」といっても、ありとあらゆるジャンルがあり、最初は素材集めに苦戦してしまうこともあります。今回は、そんなジャンルの中から「スパイスカレー」をピックアップさせ、カレーをどのように世界観ファッション®︎に反映させたらよいのかを紹介していきたいと思います。
スパイスカレー(スパイス)は私の世界観ファッション®︎としてブラウンやオレンジ、赤などを基調に取り入れさせてもらっているのですが、最初に影響を受けたのが埼玉県所沢市に位置するところざわサクラタウンの、「角川食堂」のスパイスカレーです。その名前の通り、大手出版社であるKADOKAWAの社員の方も利用されている食堂ではありますが、一般の方でも幅広い世代に人気の食堂となっています。
カレーといっても材料による色の幅や使われている面積にもよりますが、この角川食堂のスパイスカレーをはじめ一緒に盛り付けられている野菜やもう一種類のカレーとの配色に惹かれたのが私の世界観ファッション®︎のきっかけでした。カラフルで明るい気分にさせてくれる添え野菜やトッピングはもちろん、情熱の「赤」や癒しの「緑」、ナチュラルで落ち着いた雰囲気のある「茶色」、温厚で食欲をそそられる「オレンジ」。これらを時間をかけてじっくり丁寧に煮込まれたスパイスカレーは食べれば食べるほど世界観がお腹のなかで満たされた気分になりますし、開発や製造に携わってきた方々のこだわりや想いも見た目や味で伝わるものがあります。それに、たとえすごく綺麗で上品な盛り付けや演出でなかったとしても、その料理ができるまでの開発や材料生産、農家、研究、製造などに携わってきた方々の想いやこだわりがあってのものだと思います。さらに、よくあるのが野菜や果物のパッケージに生産者の顔写真が載っているものを見たことがあるかと思いますが、その方の表情からも想いが伝わったりもするので、そこから着想を得て自分の世界観ファッション®︎に落とし込んでみるのも一つの手段になるのではないでしょうか。
「食べ物」しか味わうことのような世界観で、見るだけでちょっと美味しそうなファッションにチャレンジしてみるのもアリですね。
<information>
角川食堂(公式サイトより引用)
埼玉県所沢市東所沢和田3丁目31−3 ところざわサクラタウン3階
11:00〜17:00まで営業、第1、3、5火曜日定休※祝日の場合は営業
JR武蔵野線「東所沢駅」より徒歩10分
看板メニューのスパイスカレーのほか、定食メニューやコラボフード、スイーツなどもあり