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 早速ですが、皆さんは帰省や観光で田舎へ足を運ぶ際、おしゃれしたいけど何を着ていったらいいのかわからない、と考えたことはありませんか?「田舎」といっても、ざっくりとした表現で連想される風景は人それぞれあるかと思います。でも、高層ビルや流行の先端を行くようなお店が立ち並んでいる東京都心や大阪梅田のような都会に比べ、自然豊かな海や山を遮らず低い建物や一軒家がポツポツとあるような風景が田舎だと感じる方がたいていではないかと思います。私の地元も、必要最低限の生活用品店をはじめコンビニや飲食店も数件しかなく、人口も高齢者の割合が高めな田舎のため、せっかく学んできたファッションを帰省でも生かせたら!と思っても、自分のしたいおしゃれが田舎な地元で浮いて見えないかとか、街の人や家族に変な目で見られないかという心配はありました。特に関東から地方への帰省のため、コロナ渦真っ最中の年はたとえマスクをちゃんとしていても不安でした。。

 このような感じで、前置きがかなり長くなってしまいましたが、今回はそんな帰省や観光で田舎へ出かける際のコーディネートや、田舎でほどよくおしゃれを始める方法を私流に紹介していきたいと思います。

 結論から言うと、自分の好きな服を着ていくシーンや相手に与えたい印象がある程度決まっていれば、田舎でも都会でも場所に縛られる必要はありません。ただし、都会でもややあてはまる場合もありますが、帰省先が田舎でかつ身内や目上の人、畑仕事などのお手伝いといった予定が事前にわかっていれば、もちろんそれなりの立場をわきまえる必要があります。そしてもう一つ重要なのは、帰省にしても観光にしても、旅行で数日出かけるのであれば持って行く服や小物や最低限にしたいものであることから、「着回しできること」です。

帰省先で畑仕事などのお手伝いをする場合では、おしゃれよりも動きやすくて汚れてもいいような服装にすることが最優先ですが、田舎であっても出かける際は不衛生でだらしのない服装ではできないですし、人と会うのであればさりげなくおしゃれをして自分の印象をアピールできるようになりたいもの。そこでまず準備してみてほしいアイテムとして、白のブラウスに黒か紺のきれいめ素材のパンツまたはスカート、パンプスを履いて小物は小粒で華奢なタイプのアクセサリーをおすすめします。白・黒・紺・灰のベーシックカラーのアイテムは、トップスとボトムスをそれぞれ持っておくと、最初から特別に色を目立たせることなく困った時のコーディネートの土台を作る上ではかなり役に立ちます。もしこのようなベーシックカラーアイテムのコーディネートにバッグが必要であれば、派手すぎない色の小ぶりのバッグをアクセントとして取り入れてみるのも良いでしょう。



Tシャツやデニム、スニーカーのコーディネートでカジュアルな印象を作るのもありですが、田舎でも身内や目上の人と初めて会うには前者のようなコーディネートから始めてみた方が清潔感も出て好印象になるのではないでしょうか。また、きれいめにしてもカジュアルにしても、たった1パターンのコーディネートのためだけに持っていくのでは「着回し」が難しくなってきます。それを改善するには、滞在日数や季節にもよりますが1週間分でつくる場合は基本トップス4着ボトムス2着を自在に組み合わせられるのが理想的です。アクセサリーもあれば印象作りのためにも持っていくと良いでしょう。

このように、田舎であっても立場をある程度理解していれば、きれいめのアイテムを中心に少しカジュアルも入れてなど、自分らしく着る工夫があればそこまで困ることではありません。田舎だからといって場所や雰囲気だけの理由で自分の服装を制限しようとするのではなく、自分はどういうファッションで相手にどう魅せたいのかを明確にしておくように心がけましょう。周りから何をどう言われても、自分のファッション軸を曲げず理想の実現に向けて頑張ってこそ、ファッションで心と外見のセンスが培われていくのです。



 

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