理想的でかつ自分らしいファッションを組み立てていく手段として、これまで自分の顔型や体型、脚の特徴などに合ったおすすめのスタイリング方法を紹介してきました。

 しかし、そのようにして自分自身を知ることはできても、「自分は面長顔でストレート体型、脚太めだからそれに合うアイテムやシルエットを真似すれば良い」と考えたりしていませんか?周りの人や雑誌、SNSによって決められた、あなたに「似合う」ものや、根拠もなく既存のコーディネートを真似るだけでは、自分らしさに欠けてしまいます。さらりと何度かお伝えしてきましたが、自分が着たいと思った服を最終的に決めるのは「自分」のみです。自分の体型、サイズをよく確かめたうえで、「どのようなシルエットが自分に合っているのか」、「そのためのはどのような素材の服が着たいのか」を事前にイメージしながら、理想を組み立ていきましょう。「自分ならどう着るか」それを具体的に表すネクストステージとして、「自分のパーソナルテイストを知る」が必要になってきます。

 パーソナルテイストとは、自分が生まれつきに持った肌や瞳の色、自分にとって心地良いとされる場所や雰囲気、物、香りなどといった価値観のことを指します。

よくありがちなのが、メイクアップでアイシャドウやチークの色を選ぶ際「イエベ(黄みがかった)」または「ブルベ(青みがかった)」に分類され、それに合った色に決めてしまうことです。でも、青みがかった肌の色でも、例えば黄みが強いオレンジのアイシャドウをつけたくなる時だってあるでしょう。合わせたい色が自分にとって心地よいかどうか、その色で相手にどのような印象を与えたいのがをしっかりと見極めることが大切です。

 顔型や体型、脚の形などもそうですが、あなたの周りに存在する既存のファッション概念はいったん端に置いておき、自分にとって心地のよいものは何があるのか、自分だけの世界観を考えてみましょう。最初からパーソナルテイストとして堅苦しく考えなくても大丈夫です。例えば以下のように、自分の好きなことなどをリストアップして、それらに共通するキーワードやファッションのテーマを抽出してあげるのも良いと思います。

・好きな色や柄、デザイン
・自分にとって心の底から楽しい、幸せと感じることのできる場所や物
・訪れてみたい場所や、見てみたい風景
・好きな服のブランド
・思わず手に取ってしまいたくなるような飲料やお菓子のパッケージ

 このように、自分の好きや癒し、憧れ等を具体的に示すことで、自分が本当になりたいと思っている理想のファッション像をイメージしやすくなります。

自分の「好き」を味方に、これからもファッションを楽しんでいきましょう♪

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