「自分らしいファッション」を考える際、ピアス(イヤリング)や眼鏡、帽子、スカーフ、ネックレスなどといったファッション小物を身につける人は少なくはないと思います。以前の投稿では、「小物でつくれるネックライン」として、ネックレスの効果について紹介しました。
今回は、それぞれの顔型になじむピアス(イヤリング)や眼鏡の形状を知り、選ぶポイントについて考えていきたいと思います。いずれも顔まわりのイメージを変えることができるおしゃれな小物アイテムですが、「欲しい!」と思っただけですぐに選ぼうとはせず、
✔︎身につけている自分を想像し、常に心の気分をあげさせてくれるもの
✔︎「なりたい自分」に本当に必要かどうか
✔︎相手にどんなイメージを与えたいか
をある程度決めた上で、小物を選ぶようにしていきましょう。
1、ピアス(イヤリング)の選び方・・・ピアス(イヤリング)を選ぶ際は、自分の顔の形を意識すると、よりなじみやすくなります。
<例1> 丸顔タイプの方が、曲線系の形をした短い形状のものを身につけると、丸顔になじみ、華やかで可愛らしい印象を引き立てます。一方、丸顔タイプの人が直線系の形をした長い形状のものを身につけると、丸顔が強調されやすくなります。
<例2> 面長顔タイプの方が、曲線系または直線系の形をした長い形状のものを身につけると、面長顔になじみ、大人っぽい印象がアップします。
<例3> 四角顔、ベース顔、逆三角顔タイプの方は、直線系の形状のものを身につけると、それぞれの顔になじみ、 クールな印象を引き立てます。
2、眼鏡フレームの選び方・・・眼鏡のフレームの形状やデザイン、色によって顔の印象を引き立たせたり変えたりする効果があります。眼鏡フレームを選ぶ際は、自分の顔の縦と横の幅や、ほおの空間とのバランスを意識してあげると良いでしょう。
<フレームの横幅> 眼鏡フレームの横幅は、顔の幅の見え方に影響を与え、顔を小さく見せたり、大きく見せたりすることができます。
・自分の顔の幅とほぼ同じ、あるいは少し大きめで横に長い形状のフレームは、錯視効果により顔を小さく見せることができます。
・一方で、自分の顔の幅より短くて小さい形状のフレームを選ぶと、顔の外周りに空間ができるため、顔を大きく見せることができます。また、顔型によっては頬骨が張って見えたり顔まわりがよりふっくらとして見えることもあります。
<フレームの縦幅> 眼鏡フレームと縦幅は、ほおの空間の見え方に影響を与え、顔を短く見せたり、長く見せたりすることができます。特に縦長のフェイスラインが特徴の面長顔タイプの方は、その効果で印象が左右しがちです。
・顔を短く見せたい場合は、縦の幅が長い形状のフレームの眼鏡を選ぶと、フレームで覆われた分頬の空間が狭くなるのでおすすめです。
・一方、縦の幅が短いフレームの眼鏡を選ぶと、フレームの幅が短いほど頬の空間が広くなるため、顔を長く見せることができます。
<顔型とフレームの相性>
・卵顔、丸顔、面長顔→それぞれの顔型になじませたい場合は「曲線系のフレーム」
・卵顔、丸顔、面長顔→それぞれの顔型を強調させたい場合は「直線系のフレーム」
・四角顔、ベース顔、逆三角顔→それぞれの顔型になじませたい場合は「直線系のフレーム」
・四角顔、ベース顔、逆三角顔→それぞれの顔型を強調させたい場合は「曲線系のフレーム」
顔型に合うピアスと眼鏡の選び方、最後までお読みいただきありがとうございました。大切なのは、「どう見られたいか」ではなく「自分はどう見せたいか」。あなたの個性と魅力をぐんと引き出す、理想の小物に出会えることを心から願っています!