ファッション、そして「お金」の自分軸

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突然ですが、皆さんはファッションをはじめ普段の自分磨きとしてどのくらいの予算で、どのくらいの頻度でお金を使いますか？自分で頑張って稼いだお金でも、身内から貰ったお金でも勉強や健康維持、美容、そして服やアクセサリーなど、なるべく自分の心を満たしてくれるものなら縛られず好きなだけお金を使いたくなるものです。特に女性は多いはずです。

　しかし、現実的に今あるお金は生活費で精一杯であったり、節約や貯金を心がけて将来大病を患ったり家族や老後のための資金を稼がなくちゃいけないという日本の風潮があるのも事実。私も、ファッション起業をしたいと思うまでは、親の影響もあってか自分のお金を使うたびにそう悩まされていました。パートで稼いだとしても自分の心の中には常にお金に対する恐怖があって、自由に好きなものを買っている友人やいろんなSNSと比べて勝手に落ち込んでいた日々を送っていました。

　ここで今一度冷静に自分自身に問いかけていただきたいのですが、

お金がないからといって、好きなものを好きな時に買えない自分をひたすら背負い続けるより、自分の欲望に素直に受け入れ、買うなら買ってしまった方が自分もお金も服も喜んでくれると思いませんか？そもそも、手元に小銭数枚くらいあるにもかかわず、「お金がない」を口癖にしていたら、お金そのものに失礼なのではないかと。

　自己肯定感を下げ、お金も思うように使えない。そんなケチな自分で貧しい人生を送るより、最初は難しくても時間をかけてお金に苦しむことなく豊かな人生を送りたい。そう気づくようになり、実は今お金のマインド講座を受けて考え方と向き合っているところなのです。ファッションだって、好きであればあるほどそれなりにお金も使って自分の心を自由に満たしてあげたいですよね。そのためにまず必要なのは、お金に対してもやっぱり「自分軸（価値観）」をしっかり立ててあげることだと私は思っています。「自分はどのくらいのお金でどのような物を買いたいのか」、「不足分はどのようにして補ってあげられるのか」、「何のために買うのか」、「これを買ったらどんな価値が想像されるか」など、買うことへの本質をある程度明確にしておくことが大切です。ボソッと言ってしまいましたが、最後の「これを買ったらどんな価値が想像されるか」は金額だけで判断しないためにおいてとても重要です。なぜなら、それは自分の価値や自分らしさに直結するからです。