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寒さも本格化となったせいか、自宅での作業も暖房をつけないとくしゃみがとまらなくなってしまうくらい寒暖差に弱い私です。電気代節約とはいえ、寒さが厳しくなるであろうこの時期こそ、風邪をひかないように気をつけたいところですね。
さて、今回は「ファッションは正しい知識が本当に全てなのか」という話題で一緒に考えていきたいと思います。
結論からお伝えします。
「ファッションの正しい知識を得ることは、通過点に過ぎません。」
正しい知識といっても、ざっくりしていてピンとこない人もいるかもわかりませんが、正しい知識とは、これまでに身につけてきたとされる資格やスキル、実績や経験も該当します。ちなみにですが、ファッションに関わる資格といえば「パーソナルスタイリスト®︎養成講座」や「カラーコーディネーター」「色彩検定」、ビジネスシーンによっては「秘書検定」などがあげられます。
まず、資格やスキル。周りからよく「資格を取った方がいい」と言われることは誰にだって一度はあるはずです。よりパワーアップした教養を身につけるためにがっつり勉強して資格を取ることは素敵な努力ですし、社会的に有利であることは確かです。
実績や経験も、積めば積むほど周りからの信頼性も高まりますし、それだけ行動力も優れていますから全体的に安心感も得られます。
しかし、このように資格や実績で正しい知識が得られたからといって、必ずしもその出来事が自分らしさに直結するとは限りません。例えばSNSで発信や認知活動をされている人は特にそうかもしれませんが、そのような人ほど正しい知識を身につけることがゴールだとは考えていません。それはファッションやライフスタイルで自分を表現したい場合でも同じことが言えるのではないかと思っています。
実績や経験は積まないといけないものですが、資格やスキルをどのようにしてファッションに反映させていけば良いのでしょうか。
大切なのは、今まで得てきたそのような知識の数々を「自分自身はどう活かしたいか」を明確にすることです。これがファッションで自分の世界観を演出するうえではかなり重要だと考えています。なぜなら、SNS社会である中ありとあらゆる情報が簡単にかつ無料で手に入る時代であるからこそ、それを通じた「新しい何か」すわわち「自分で自分を創る」ことが求められているからです。したがって、資格やスキル、経験は自身の中でそれなりの理由があって選んだとしても、ファッションで自分の世界観を出すことにおいては一つの通過点にすぎない、ということです。
資格やスキル、SNS等によって仕入れた情報などを活かしてどうなりたいのか、ファッションでどう自分らしく表現したいかが明確でかつ実現性に富んでいればいるほど、その先に面白い発見や理想の未来も転がっている。それをひたすら追求できるのが、ファッションの楽しさのひとつであったりもします。