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毎回謳わせてもらっている、「世界観ファッション®︎」ですが、自分がファッションにおいて何をどう表現したらいいのかある程度イメージできていたとしても、いざファッションアイテムを探そう!となった際選ぶのについ時間がかかってしまうことってありますよね。しかも、直接服のお店や通販サイトに走ったとしても、ちょっと足をずらせば目的の物と似ているアイテムにも目がいったり、慎重で優柔不断なほど迷ってしまいがちです。

では、なぜ自分の世界観や理想があるのに服選びに時間がかかってしまうのでしょうか。

それは、判断力よりも前に自分の理想や世界観を「全身コーディネートをトータル的にイメージすること」を先に行ってしまっていることが考えられます。そうではなく、着たいと思うアイテム一つ一つが自分のイメージに合っているかを先に見極めることが大切です。自分の理想や世界観をファッションでどう表現したいのかという視点を、「コーディネート」より先に「アイテム単体」で考えてみる、ということです。

もちろん、全身のコーディネートや全体的なバランスもイメージしておく必要はありますが、それは大きな枠組みにすぎずそれだけ完璧に行うのは簡単なようで難しいです。さらに、全身コーディネートがちゃんと自分のイメージに合っている場合もあれば、自分の理想や世界観ファッションのコーディネートでも「これだ!」といって雑誌やSNSに載っている人物をいきなり指すのでは、計画性に欠けている場合が多いです。後者のように計画性が曖昧だと、着ているアイテムごとに考えた際「この部分だけ自分の理想に合っていればいいや」とか「トップスだけ世界観のあるものにすればいいや」などど最終的には視野が狭くなってしまいます。

 したがって、自分の理想や世界観をファッションで表現したいのであれば0からいきなり全身コーディネートを作ろうとするのではなく、自分がファッションで表現したい色や風景・物、伝えたいメッセージを見える化した上で、それに合ったファッションアイテムを一つ一つ段階的に選んで積み重ねる、ということが大切だと考えています。ファッションアイテム一つ一つが自分の理想や世界観に合っているかどうかで、出来上がる全体像がしっくりくるかどうかに差が出るからです。ファッションもある意味パズルのようなもので、メッセージ性や自分の現在地&ゴールとなるキーポジションなど、必要なピースだけをうまくはめていき、それ次第では何作品も創ることもできるのです。冒頭で服選びに時間がかかるとも提起しましたが、ファッションにおける必要なピースが曖昧だったり、周りからの比較的悪い評価を気にしすぎている場合もあるので、まずは自分が心の底から「着たい!身につけたい!」と思えるようなファッションアイテム一つ一つが自分の理想や世界観を表現できるものかどうかを見極め、判断する。このように、ファッションでも面倒なことをちょっとするだけで服選びの時間やコーディネートにも差がついてくるのだと思います。

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