前回より、自分の全体バランスを知るという目的から「自分の体型とそれに合うシルエット（見え方）」をテーマにしたシリーズ投稿をしていきたいと思っています。
体型を知ることは、理想的でかつ自分らしいファッションを作るうえで重要な要素であり、自分の体型にあったシルエットのコーディネートを知っていれば、服選びの失敗を減らすことにもつながるのです。逆に自分の体型をあまりわかっていない状態で服を選んでしまうと、サイズが合わなかったり、大きすぎてだらしのない印象になってしまします。（自分の体型がどうこうより、どうしても大きい服を着たい！と最初から思っていたのなら話は別ですが）
これから、代表的な体型とされている「カーヴィ体型」「スレンダー体型」「ナチュラルファット体型」「オーバル体型」「ストレート体型」「マッスル体型」「トライアングル体型」の７種類を、それぞれの特徴とおすすめのシルエットをあげながら順番に紹介していきます。なお、シルエットは形の特徴ごとに色分けされていますが、ここでは色が自分に合う合わないではなく、「自分の体型とシルエット（見え方）を照らし合わせてどうか」にフォーカスしながら見ていきましょう。
まずは、女性の理想的な体型とされている「カーヴィ体型」についてです。
体型タイプその１：カーヴィ体型＜特徴＞
・バスト（胸囲）とヒップ（腰まわり）のサイズがほぼ同じ
・ウエストが綺麗にくびれている
・女性らしく、理想的な体型とされている
＜おすすめのシルエット＞
・直線的でシンプルな形の直線系（赤）である「スリムシルエット」
・ウエストを絞ったメリハリ系（橙）の「マーメイドシルエット」や
「アワーグラス（砂時計）シルエット」
・下半身にボリュームを出した下重心系（緑）の「Aラインシルエット」
・上半身にボリュームを出し、下半身をすっきりまとめた上重心系（紫）の「Yラインシルエット」
カーヴィ体型の方は、上図のようなシルエットがおすすめです。
また、ボトムスやワンピースの下半身部分を決める際には、リブニット素材などでできた体に張り付く素材のものを選ぶと美しいヒップラインとくびれを生かすことができるので特におすすめです。ただし、服でカーヴィ体型を生かしたくても、体に密着しすぎていたり露出の多いものを着る際は、場面をきちんと考慮するように気をつけましょう。
カーヴィ体型に近い方、あるいはカーヴィ体型を目指られている方、これを機におすすめのシルエットにぜひ挑戦してみてください。自分の体型が気に入らないとか、この服やシルエットは似合わないし向いていないと決めつけることに時間を費やすより、いろんなシルエットに挑戦して、自分の秘めたる個性や魅力をどんどん「見える化」させるような意識に少しずつ替えていきましょう！
