「スラッと長くて細い脚」、「ムダ毛や乾燥荒れ・傷やあざなどがないスベスベな脚」、「モデルやアイドルのような脚」など、女性なら一度は憧れることはあるでしょう。私自身も、もともと骨太で肉づきのよい体型の影響からか「自分の脚は大きくて太い」とコンプレックスとしてつい思い込んでしまったことが何度もありました。しかし、自分の脚が太いと思い込んでしまっている人ほど、「美脚=トップモデル並みに細くて長い脚」とイメージしがちな傾向になりつつあります。これまで、顔型や体型タイプは個性や魅力でもあると伝えてきましたが、脚も同じで「自分自身を知る」ために知っておきたい大事なパーツの一部とも言えます。
ところで、美脚ってそもそも「トップモデル並みの細くて長い脚」と捉えるのが正解なのでしょうか?具体的に、どのような脚が、「美脚」と言えるのでしょうか?
健康管理の情報サイトでおなじみの「タニタのからだカルテ」によると、美脚は次のように定義づけられています。
1、「まっすぐなラインの脚」:特に、①脚のつけ根から5cm以下、②膝、③ふくらはぎ、④くるぶし、⑤かかと の計5ヶ所がしっかりついていること
2、「筋肉と脂肪のバランスがとれた、メリハリのある脚」:適度に引き締まっていて、張りがあること
3、「大事にケアされている脚」:ムダ毛や乾燥荒れ、傷などが目立っておらず、スキンケアがしっかりと行き届いているかどうか
ちなみに、私が取得したパーソナルスタイリストの講座テキストにおいても、「美しい脚とは、まっすぐで程よく筋肉のついた、メリハリのある脚」と書かれていました。
自分にとって美脚とはどういう脚なのか、条件を決めるのは人それぞれですが、ここで言えるのは「ただ単に細くて長い脚だけでは、理想の美脚とは言い難い」といった感じでしょうか。もちろん、細くて長い脚がもともと好みであって、それを目指しているのであればそれはそれで素晴らしいことではありますが、まずは鏡の前に立ってみて、なるべく素足に近い格好でまっすぐ立てているかチェックしてみましょう。その際、かかとはしっかりとつけ、つま先が20度開いた状態であることがポイントです。
次の投稿では、脚の個性やよくある特徴を知った上で、それに合ったベストなスカートの丈と形選びのコツを紹介したいと思います。
参考:タニタ からだカルテ「脚やせって本当にできる?美脚に少しでも近づくには?」