こんにちは。いつも読んでくださり、ありがとうございます。
今回は、洋服を買う際のお役立ち情報として、「正しい採寸方法とお店で試着をする時のポイント」についてお話しをしたいと思います。
皆さんは、お店で服を買うか悩む際「サイズ」について考えたことはありますか?フィッティングルームへ行かずとも一度手に取った服を鏡に合わせてみただけとか、服全体をみて着れると思ったら即買い、など目的によっていろんな方法で服を買っているかと思います。しかし、試着せずに買っていざ家で着てみたら「なんだかイメージと違った」と残念に思ってしまうケースもあります。

理想的で、ありのままの自分をファッションで表現したいのであれば、後悔しないためにも自分の体のサイズを知った上で試着をするのがおすすめです。まずは正しい採寸方法を知り、服を試着する際具体的にどこをどういう風にチェックしたら良いのか一緒に見ていきましょう。
採寸の準備として、下着などなるべく体のラインがわかるような服装で家族や友人に測ってもらうのが理想的です。なお土足は極力NGです。メジャーを手元に姿勢を正し、以下のように採寸していきます。

- 「首まわり」:のど仏を通る位置を水平に一周させた長さ
- 「肩幅」:左の肩先から右の肩先までの長さ
- 「袖丈」:片方の肩先からその腕の手首が出っ張っている部分までの長さ
- 「裄丈(ゆきたけ)」:腕を曲げずに体から少し話した状態で、首の後ろの付け根から肩先、肘を通り、手首の出っ張っている部分までの長さ
- 「胸囲(バスト)」:胸部の最も高い位置を水平に一周した長さ
- 「着丈」:首の後ろの付け根から、腰を一番高い位置までの長さ
- 「胴囲(ウエスト)」:お腹の最も細くなっている部分を水平に一周した長さ
- 「腰囲(ヒップ)」:腰の最も膨れている部分を水平に一周した長さ
- 「股下」:脚の付け根から床までの長さ
- 「総丈」:首の付け根から床までの長さ
以上の10項目が一般的な採寸内容となっています。中でも太字で表したように「肩幅・袖丈・胸囲・着丈・胴囲・腰囲・股下・総丈」においてはヌード寸法(※1)して服のタグや通販サイトに記載されていることが多いので、区別しやすいでしょう。ただし、正しいサイズとはいえ、服のメーカーによってはオーバーサイズなどのようにサイズがSやMと表記されていても大きめにつくられているものもあります。したがって、通販サイトで買う場合は必ず商品ページに「返品可能」かどうか確認しておくことがおすすめです。

さて、自分の体のサイズがわかったところで、お店で実際に服を試着する上でどのようなことを確認すれば良いのでしょうか。
1、自分がなりたいイメージのコーディネートに合っているか。手持ちの服に合うかどうかを試着の段階で考えておき、試着しているものとの相性を確認します。
2、試着した状態でフィッティングルームのカーテンを開け、靴を履き、鏡で全体像を確認する。このとき、自分の頭からつま先までが映る距離まで離れて正しい姿勢で見るのが理想です。
3、正面だけでなく、横や後ろの姿も確認する。例えばフィッシュテールスカートやイレギュラーヘムスカートなど裾のデザインが前と後ろで異なるものもありますが、服を着ているからといって正面だけで印象が決まるとは限りません。試着した状態で鏡の前でくるっと一周し、どの角度からでも自分のイメージに合っているかどうかを確認してあげることが大切です。
このように、自分の体のサイズを把握しお店で試着を行うことで、よりイメージを膨らませることができます。ただし自分が欲しいと思っている服が色によっては試着かできなかったりなど、お店のやむを得ない事情で試着ができない場合もあります。そういう時は「試着ができないから買えない」と諦めず、自分のなりたいを大切にしていって欲しいと思います。