デザインや色に一目惚れして買ったスカートでも、試着せずに即購入したり通販で購入した際は特にそうなのですが、いざ履いてみたら丈の長さや脚の見え方に困ってしまった経験はありませんか?

 もともとスカートの丈にこだわりがなく、個性として自慢の太い脚を見せたい気持ちを変えたくない場合であれば良いのですが、ここでは自分の脚をより美しく長く見せるためのベストなスカートの丈と形について考えていきたいと思います。

 まずは、前回の投稿しました「美しい脚、美脚とは」をご覧いただきたいのですが、そもそも美しい脚とは①まっすぐなラインの脚、②筋肉と脂肪のバランスが取れたメリハリのある脚、③大事にケアされている脚、の大きく分けて3つの特徴を兼ね備えた脚のことであるといえます。(「タニタのからだカルテ」より引用)さらに、太ももから膝に向かって細くなり、膝からくるぶしに向かって細くなるが、途中のふくらはぎに適度に筋肉と張りがあればより健康的とも言えるでしょう。それを踏まえて、スカートの丈(縦の長さ)を正常な脚の3つの部分で止めた時に、脚がどう見えるかを比べてみたいと思います。

 まずはAのスカート丈ですが、膝下でふくらはぎのちょうど真ん中辺りで止まっています。次にCのスカート、膝から太ももに向かって特に太くなっている部分で止まっています。いずれのように、膝上と膝下においても脚の特に太い部分で丈が止まっていることから、実際よりも脚が太く見えてしまう可能性が出てきます。特にふくらはぎが太い場合Aのような丈のスカートを選んだり、膝や膝付近が大きい場合Cのような丈のスカートを選ぶと、それぞれの太い部分が目立つ恐れもあるため、自分の脚と合わせてみてよく確認することが大切です。

 では、Bのような丈では脚はどのように見えますでしょうか?Bは脚が細いところから太くなり始める部分で丈が止まっていますね。このように、スカートの丈を脚の比較的細い部分で止めてあげることによって、スカートで覆われている部分も細いのだろうとイメージさせることができ、美脚効果に期待が持てるようになるのです。

 しかし、スカートの丈のみで脚が綺麗に見えるとは限りません。丈感とともに、スカートの形も重要になってきます。自分の脚にほどよくフィットし、スカートの裾の幅が脚との境目になっている脚の幅のバランスが取れていることで、脚をより綺麗に見せることができます。そこで、下の図を見てみましょう。正常な脚に、スカートの丈は変えずに裾の幅の違いで脚がどう見えるのかを比べてみたいと思います。

 まず、BとCのスカートの裾幅はどうなっているでしょうか?いずれも裾幅が脚との境目になっている脚の幅に対しゆとりが少ないほど、脚が太いように見えます。

 一方、Aのようにスカートの裾幅が脚との境目になっている脚の幅に対してゆとりがある場合ではどうでしょうか?BやCの裾よりも、対比効果で脚が細く見えるように思います。このように、脚を細く見せ綺麗めな印象を与えたい場合は、履きたいスカートの裾幅と両脚の幅でバランスがきちんととれているかを見極めておくことが大切です。タイトスカートなど下半身のラインをより強調させるものも女性らしくて魅力的ではありますが、選ぶ前に自分は自分の脚をどう見せたいかをある程度決めておくことが大切です。

 次に紹介する、さまざまな脚の悩みに応じたスカート丈と形の選び方も合わせて参考にしていただけたら嬉しいです。

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