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あっという間に6月も終盤にかかり、本格的な夏本番がやってきますね。と言いつつ、6月にしては暑い日が多かったようにも感じます。皆さんのお住まいの地域はどうでしたか?夏バテに気をつけつつ、今年も自分にあった夏らしいファッションで元気にいきたいところです。

 さて今回のテーマは、「ファッションと写真」についてお話したいと思います。

 心踊る服を着て、好きなカバンや小物も身につけて、行きたい場所へ行き、会いたい人に会う。そしておしゃれなカフェで心地よい時間を過ごす。人は誰でも心が満たされている時ほど、写真を撮って思い出の記録をしておきたくなるもの。しかし、撮るものが「物」ではなく「人」、「人」からさらに「自分自身」に焦点を当てた際、自分がどんなに心満たされるコーディネートであっても自分で自分の写真を撮るには限界を感じてしまう時もあるのではないかと思います。もちろん自撮りも自分を磨くうえでは大切なこと。でも、自分ができる角度を自分の領域内だけでやるよりも、他人に撮ってもらって自分のいろんな角度を知っておくと、新たに自分の個性や魅力を発見できるのはもちろん、連携することでここをどうポージングしたら、どんなアングルで撮ってもらえればもっと理想的な写真になるのか、そういった一早い改善にも繋がったりもします。例えば、大きな鏡の前でスマートフォンを片手に自分の上半身を撮ったけれども、スマートフォンで隠れてる部分にこそ隠れた魅力があったりもします。また、自撮りは特にヘアメイクや肌の調子が良いと記念に撮りがちですが、自分にとって完璧でなくても周りからしたら「それこそ良いところ!」と自分ではなかなか考えられないようなことでも隠れた魅力は転がっているものです。

 どんなことにも言えますが、自分のことを自分の領域だけで片付けようとするには限界があります。だからこそ、できないことはできる人に頼って異なる価値観を受け入れてあげる。ファッションで自分の理想やありのままを表現したいという気持ちがあれば、この「俯瞰する意識」が、写真を撮ってもらう上ではより大切だと感じています。そして、ただ人に「撮られる」のではなく自分のイメージを理解してくれたうえでうまく尊重し合うことのできるフォトグラファーさんさんに撮ってもらい、「撮られる」というイメージに慣れておく。こうすることで、自分をリアルに客観視できるのはもちろん、今まで抱えこんでいたコンプレックスや思い込みに気づき、それがむしろ個性や魅力として発見できたりもするのです。

 撮って満足できるのは良いこと。でも、根本からしたら自分って自分だけではなかなか表現することはできるけれども、できない部分の方が多い。だからこそ、信頼できる人に撮ってもらい自分の視野を広げるお手伝いをしてもらう。写真を撮られ慣れてこそ、自分の人生を向上させる糧にしていきたいものですね。

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