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普段とは違う、非日常の空間や特別なイベントなどにおいて、「相手に好印象を与えたい」とか「周りとの差をつけたい」と思っていつも以上にコーディネートに気合いが入ってしまうこと、よくありますよね。確かに第一印象が大切ともよく言われていますが、そればかり考えてつい見栄を張ってしまった格好になることがよくありがちです。見栄を張ったり着飾ったりするようなファッションは、自分が受ける場合と他人が受ける場合とで違ったりもしますが、自分に対する自信のなさから目を背け、収入に見合わないような高級ブランドのものを身につけたり、既存のファッションコーディネートを真似したりすることをいいます。
そのようなことが悪いというわけではないのですが、たいして稼げていないにもかかわらずわざわざ高級ブランドのアイテムを見せつけたり、自慢して口に出したくなるようなコーディネート。無意識に「認められるためだけの」ファッションになっていませんか?今回は、そんな「見栄を張ったファッション」にこだわりすぎることがおすすめできない理由と、自分らしくファッションを楽しむための秘訣についてお話ししたいと思います。

まず、ついファッションで見栄を張ったり着飾ってしまう場合の例として
「雑誌やお店に設置されているマネキンのコーディネートをそのまま真似する」
「たいした収入もないのにわざわざ高級ブランドの服やアクセサリーを身に纏う」
といった行動があげられます。そして、ファッションにおいてこのような行動をする人ほど自分の外見で傷つくのを恐れ、無理をしてまで自分をよく見せようとします。しかし、外見だけで相手よりも優位な立場でいたいという理由だけで既存のコーディネートを真似し続けることは簡単につくることができてしまいます。また、高級ブランドのものばかり身につけているにもかかわらず経済状況と見合ってないと思われたり実際浪費に困っているとなると、ファッションで見栄を張ることにこだわるのはやはりおすすめができません。
では、そんな「見栄っ張りな」ファッションではなく、どんなところを手放せば無理せず自分にとって納得のいくファッションを楽しむことができるのでしょうか?
もちろんファッションで見栄を張るのが好きという方もいると思いますが、それを好まないあるいは続けたくはないと感じたらまずは「自分に嘘をつかない」ことです。周りからの評価を気にしすぎるがあまり自分を外見で偽ってばかりでは、求めていた信頼関係が崩れる大きな原因になってしまう恐れがあるからです。自分に素直でかつありのままをファッションで表現しようとするほうが、自分にとっても相手にとってもより安心感を得られやすいです。自分に正直でいることで、「あ、私ってここまで頑張らなくても良かったんだな」と肯定でき無理なくファッションを楽しめるのではないかと考えています。

自分そのものより、相手に良いように思われるためだけにファッションを楽しみたいか、それとも自分そのものを理解した上で、ありのままファッションを楽しみたいか、どちらを選びますか?