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2024年も3ヶ月半くらいが過ぎ、暑い夏に向けてそろそろ半袖の支度をしたり新たに夏物アイテムを探しに買いに行かれる方も多いのではないでしょうか。ちなみに私は今も関東に住んでいるのですが、春らしい暖かさを満喫したくスプリングコートや薄手の上着も着たいなと思っていたところ、急に半袖でもいいくらいの気温まで上がるような日もあり、軽く参ってしまっております。
では早速タイトルに沿ってお話しさせていただこうと思います。
「服が欲しい」から服を買う。一見すると「服は欲しくなるのが当たり前じゃん」、って思うかもしれませんが、以下のような気分で服を買ってしまった経験はありませんか?
・「特にこれといった根拠なしで買った服」
・「ただ自分の欲求を満たしたい、あるいはストレス発散のために買った服」
・「ただ適当に選んで買った服」
例えばクローゼットが上記のような気分で買った服で溜まっているとしたら、それらは本当に心の底から「着たい!」と思える服でしょうか。また、買った時の気分が持続しない限り、今日も明日も明後日も「いつでも着たい!」と思える服なのかどうか。もし「着たい!」という感情が湧いてそれが持続できていないと、飽きたらすぐ処分して、そのかわりに新しいものを買うことが極めて多いのであれば、悪循環にすぎません。
では、どうしたらそんな悪循環を防ぐことに繋がるのでしょうか。
それは「根拠がない」や「欲求満たし」、「ストレス発散」に「適当」といった目的による「服が欲しい」という考えから視点を少し変えてみることです。もちろん服に対する欲求は誰にでもあることですので、捨ててくださいというわけではないので間違えないでくださいね。
自分で自分の個性や魅力を理解できていて、なおかつそれをファッションで表現しようとしている人、なんか分からないけどこの人にはエネルギーを感じる。そのような人ほどただ「服が欲しい」という漠然とした理由で服を買おうとはしていません。「自分の個性や魅力はこうで、ファッションではこんな服を着てこんな印象を与えたい」という自分の軸にしたがって服が欲しいかを判断する。そしてすでに持っている服との相性や将来性を見極めて服を選ぶ。ここをしっかり持っているか持っていないかで、無駄に服を買う頻度を大幅に減らすことができます。(長い太字ですみませんが、ここはかなり重要)
もちろん、それぞれ事情や仕事の都合等で服を買わなければいけないのは当然あること。でも、服が欲しいからと何から何までを上辺の感情で買おうとはせず、まずは自分軸と向き合い、それをファッションでどう見せたいか。その視点で選んだものこそ、服に愛される素敵なファッションライフに影響してくるのではないかと思っています。