気分転換やたまたま見かけたアパレルショップ。目的はなくとも、そこでつい服を買ってしまうことはよくあることですし、新作アイテムや限定品などをチェックするのが唯一の楽しみであったりもします。
しかし、自分の理想的なファッションの実現に必要なアイテムを買うことは良いとしても、おしゃれになりたいからといって何もかも服で欲求を満たそうとするのは、服選びで失敗してしまう恐れもあるのでよくありません。新しい服をひたすら買うくらいなら、ぜひそのお金で美容院に行って髪のメンテナンスも視野に入れておくとよいでしょう。なぜなら、服だけがファッションの理想の全てではなく、相手によりよい印象を与えるためには髪型も服と同じくらい重要だからです。私のこのブログではファッションを主なジャンルにいろいろな視点で書かせていただいてはいるのですが、髪型も理想的かつありのままの自分表現に欠かせない存在ですから、このページをお借りしてお伝えできればと思っています。少し硬いお話にはなりますが、ビジネスシーンや就職、転職活動、目上の方や初対面の方と会う約束などでは、服装や髪型といった身だしなみに気をつける必要性が出てきます。

「安い」あるいは「無難」などといった「着られる服」や、それに対して自分が心の底から「着たい!」と思えるような服を買ってはみたものの、着てみたら「何かが足りない」とか「素敵に見えないな」と感じたら、髪型に原因があることが多いです。髪がパサついていたり、アホ毛が目立っている場合はヘアケアグッズで髪にうるおいやツヤを与えてあげましょう。そうするだけでも見た目は変わってきます。髪のうるおいやツヤ出しは美容院へ行って専門家と相談し的確なアドバイスを受けることが最も効率的ですが、最近はインスタグラムやツイッターでバズるほど優秀なヘアケアアイテムでも簡単に手に入りやすくなっていますから、まずは自宅でトライしてみるのも良いかもしれません。

したがって、自分が着たいと思う服を着るだけで理想を叶えるのではなく、必要に応じて髪型もどんな風になりたいのか、どんな髪型なら自分らしさを出せるのかを常にイメージしておくことも大切です。おしゃれになりたいのに、安い服や無難な服ばかりを着ているうえ髪も櫛一本すら通っていないままでいるのは論外です。少しずつ改善していくよう心がけましょう。
遺伝や年齢によって改善が難しい髪質もありますが、天然由来成分や髪の老化を抑える働きを持つアルガンオイルなどが配合されたヘアブラシやマッサージオイルで髪をいたわってあげることで、顔色や着ている服の色も映えるようになったり、さらさらで潤っている髪ほどすっぴんな肌でも綺麗に見えたりもします。また、納豆や鶏肉(特に胸肉)、豆乳、卵などといったタンパク質やビタミンが豊富な食べ物も髪の生育に効果的ですので、積極的に取り入れるのもいいですね。
おしゃれになりたいからといって、服だけが全てを解決してくれるとは限りません。ファッション雑誌も参考にしつつ、髪型と服装をバランスよく計画的に実践していってこそ、より自分らしいおしゃれがしだいに形となって見えてくるのです。